社長のお話Column

内外情勢調査会の講演会で学んだ事!! あいづちを打つ事の大切さ!!

2017.09.25

佐竹社長が朝礼でお話下さったこと 44回目

内外情勢調査会の講演会でのことです。講師の方は以前TBSのアナウンサーをされておられて現在はフリーの方で「話し方」をテーマにお話がありました。

講師の方から、隣の人と一対一で向かいあって1分間一方的に自己紹介して下さい。その際、聞く人は無表情で無視して聞いて下さいとお話がありました。

隣席が知事でしたので、私から話しました。はじめは1分間の練習と分かっていたつもりでしたが、まるっきり無表情の相手に途中から頭にきてしまいました。今度は反対に聞く方になりました。ところが、私は癖がついていて頭がうなずいてしまうのです。なかなか無視できませんでした。

今度は聞く方がちゃんとうなずいて2分間お話して下さいと講師の方からありました。その2分間はあいづちを打たれるとあっと言う間に過ぎてしまいました。

講師の方より、気持ちよく話をしてもらうためにはあいづちを打つということが大切です。話をしてもらうのは心と心の交わりになります。絆を結ぶことにつながります。あいづちを打つ、うなずく、返事をすることがいかに大事なことか、無表情がいかに相手を傷つけることかを体験していただいたとお話下さいました。

以前ですが、阿川佐和子さんが、うなずくことあいづちを打つことで私は今日の仕事を得る事ができましたとお話されておられました。

私達の仕事は、買って下さい!買って下さい!というセールスはしておりません。いやなお客様はお断りして下さいとも言っております。この会社の仕事の一環としてあいづちを打つ大切さをあらためて感じました。

ご講演の最後に、あがり症を解く方法として気が付いたのが、草野仁さんという先輩アナウンサーの方が一生懸命うなずいてくれたことだそうです。うなずいてくれるのを見たら、聞いて下さる人がいるとの喜びが出てきて、あがりが解けていきましたとお話下さいました。うなずきの勉強が仕事になることをお聞き致しました。

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